本の価値
とまぁ、臥せっている間に本を読みましたが、そこでふと思ったことは、
ああ、やっぱり本の価値は、作者と読者によって変動する。そして、付け加えるならば、読者の状態によっても変化すると。
そう、思います。10年前に読んだ本を今再び読むと、また別の発見があったりなかったり。その原因は、その本が良書であり、かつ自分が成長している(読解力、人生経験、健康状態、ものの考え方など)ならば、違った読み方になり、新しい発見があるでしょう。逆に、全然変わらない感想を持つならば、読み手がまるで成長していないか、本がしょーもないか、どっちかです。
これが本(活字)の面白いところですね。たとえば、梨と書いてあれば、ある人は20世紀を思い浮かべ、ある人は豊水を思い浮かべるわけです。
内容が読み手の想像力に依存しているわけです。当然、梨を知らない人の頭ん中には何も結像しないし(またはぼんやりしたものが思い浮かぶ程度)、知っている人はそれぞれの経験にしたがって結像するものが違うわけです。
僕の場合一度読んだ本は、たいていもう読まなくなります。余程気に入っていない限り、捨てるか売るかしちゃいます。または図書館に返します。
だから読んだとき、そのときの自分の状態が最適であればいいなぁと思って読んでいます。もうそりゃ、運だろうしね。
たとえば、「7つの習慣」は、僕の心にすっ、と入ってきたし、かなりの影響を与えました。それはこの本に対して、僕の心が開いていたからでしょう。以前にamazonの評判で、批判としてかかれていたのは、まぁ「綺麗事言うな」とか「貧乏人には役に立ちません」とか、でした。自分の状態がクソ面白くなければ、あの本はクソ面白くないのでしょう。
心が開いていないと何もはいってこない。哀れだとは思いますが、本と出会うタイミングが悪かったのだと思います。
なんでこんなことを考えたのかと言うと、ベストセラーに限って、古本屋で100円で売られているから…。勿論、みんなが買って、売って、在庫あまっているからなんだろうけど、100円では本の価値そのものを疑ってしまうので、何だか悲しいなと思ったからです。もちろん殆どがツマラナイ本をマスコミが煽って愚かな人々が買って読みもせず売ったものでしょうから、価値が無いとは思うんですが…。
つか、自分で読む本くらい、自分で選べないのかね。その程度の目利きができないと、株とか投資とかやっても失敗するよね。
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