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楽観主義

自己啓発本とか読んでると、とにかく「プラス思考」「楽観主義」が良いとある。
それはそうだと思う。

悲観主義は徒に自分の心身を磨耗させるだけだからだ。

しかし
一定の期間職業プログラマやっていると思うのだが、
仕事において、楽観主義ではいけない部分がある。

どういった部分か?

  • 上司に報告する作業見積もり
  • 自分の知識が浅い部分
  • 作業において他人とかかわる部分

ですね。ソフトウェア開発者は「作業見積もり」を低く見積もりがちである。「がち」とか甘いものじゃなくて、「低く見積もるに決まっている」んだ。だから、その部分はすこし大目にとっておいたほうがいい。

しかし、残念なことに、我々のプロジェクトもそうだったが「とにかく○○日でやれ!」とくる。仕方なくそれで見積もる。

で、後で上司はこう言うわけだ「どうして見積もりどおりにできていないのか!!」と。内心「お前が見積もりを制限してたやん!!」って思いますが、黙っておきます。

さぁて、こうなってくると、プロジェクトがおかしくなってきます。妙なプレッシャーによりソフトウェアの品質は落ちてきます。

まぁ、こんなブラック会社の例は置いておいたとしても、技術者は期間を低く見積もります。これは「そういうもんだ」と思ってください。なんで、少し長めに取っておいてほしいのですが、プレッシャー以外にもこう言う要因がバイアスとなって、短めに見積もります

  • プライド
  • そもそも初めての部分でわからない
  • ボトルネックを全く考慮していない
  • 全ての時間を開発に使えると思っている

プライドは…七つの大罪のひとつですねー、身を滅ぼしますよ。まぁ、自分の本来の力量を高めに設定してしまうのですね。わかります。結果的に自分に力がつくこともありますが、仕事でこれをやっちまうと、他の人に迷惑がかかります。やめてください。つっても、それすら自覚がないので、自分の力量をきちんと把握できない人は自分が思っているより力量を低めに考えてください。我慢できないだろうけど、仕事ですから。

そもそも初めてやる作業だからわからない←これがどのくらい深刻かわかってないため、上司に言われるがまま作業設定する。まぁまずうまくいかない。下手をすると一ヶ月くらい無駄にする。ここもプライドを捨てて懇切丁寧に教えてもらうか、勉強の期間を見積もりに入れてしまったほうがいい。ただし、上司に報告する際に「勉強」とかいうとぶっ殺されかねないこともあるので、「保険」とでも言っておこう。

ボトルネック、はい、これは自分以外の要因のことも多いんですけど、自分だけがどんなに急いで徹夜して頑張って頑張っても、仕事の遅い同僚がクリティカルパスだったりすると一所懸命に急いでもあんまし意味がなかったりする。悲しいですね。そんなときは潔く定時で帰ろう!とまでは言わなくても、自分のせいじゃないのに自分の仕事が遅れることがある。まぁこれは作業計画を考える際にもうすこし力量を計っておくべき。まぁ、ヘタクソにかかわる部分は長めに見積もっておいて間違いない。定時で帰るのも強ち冗談ではなくて、後々襲ってくるしわ寄せのために英気を養っておこうってことだ。

で、全ての時間は開発のみに使えませんよ。通常はね。ブラックならなおさらだが、大体プログラマってのはプログラミング以外の時間も

  • マニュアル作成
  • バカなユーザに教育する
  • 雑用(プログラマにさせる仕事じゃないだろってのも)
  • 上司から教育(八つ当たりだったり愚痴だったりもする)

結構な時間をとられてしまう。ウチなんかブラックなので、筐体のチェック、筐体の調整、筐体の運搬、梱包、翻訳、他部署への意思決定確認などなど…。

まぁ、ブラックであればあるほどこれをプログラマにやらせる。逆に言うと、これにどれくらい時間をとられたかでブラック具合を量るのもいいだろう。

などなど、色んな理由で時間をとられる。雑用に8時間取られちゃ見積もりどおりに終わるはずがない。

まぁ、ブラックの場合は騒いだって見積もりは事前に決定されてるんで意味がないが、グレー程度なら、ある程度はこれも考慮して長めに見積もっておいたほうがいい

ブラックの場合、こういった理由で長めに取っていると「悲観主義者」のレッテルを貼られて給料を下げられてしまうが、グレー程度の場合は

  • 短めの見積もりを超えてしまう
  • 長めの見積もり以内に終了する

では、どちらが信用を維持できるだろうか?どちらが同僚、上司に迷惑をかけるだろうか?
言うまでもありませんね。

勿論、長めにとる場合、それなりの説得力が必要なので、説明できる材料は用意しておいたほうがいい。ガントチャートや、その他の資料のことだ。「問題解決~」系の本やら、PERT法、「ザ・ゴール」が参考になるだろう。

あと、害虫外注相手だが、これは難しい。向こうの進捗は、向こうの報告に頼るしかないからだ。『自分を優秀に見せようバイアス』がかかっているため、進捗報告は全面的に信用しないほうがいい。できれば定期的に外注先に出向いてチェックしたいところだが、最近流行の中国相手とかだとやりにくいだろう。
できるだけ、報告よりも成果を細かく上げてもらったほうがいい。あと、なめられないことだ。なめられていると感じたら、サンクコストそっちのけでってしまったほうがトータルでの損失は少なくて済むことも多い。

さて、これも相手が言うよりも、こっそりと長めに見積もるようにしておいたほうがいい。その上で採算が合わないなら外注なんか使わないほうが良いだろう。

と、まぁ、独断と偏見で、見積もりの素人が書いちゃったが、外注関係とか見積もりは悲観主義者なくらいでちょうどいいと思う。

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