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1対1対応勉強は害悪であるとさえ

1対1対応勉強は害悪であるとさえ思うようになってきた。
そう言う意味で、僕の時代の中学の先生、高校1年の頃の英語の先生は「害悪」にあたる。申し訳ないけれども。
まぁ、当時からすれば、英語教育自体が重視されていなかったのと、確立していなかったのもあるし、先生たち自体も、おそらくひどい英語教育を受けてきたのだろうし、文科省の指導要領に従わなければならないってのもあったのかもしれない。
さらに言うと、この今の僕の年齢になって英語を再勉強するなどとは思っていなかったのだろう。


教師になっている今、そういう気持ちはよくわかるし、僕自身も数年後には「害悪」「老害」と呼ばれているのかもしれない。

もし、現代の学校現場で、このような1対1対応付けを強制されるような状況にあるのならば、自分で考えなければならない。
そういう状況なら、先生をあてにしてはいけない。自分で立ち上がるべきだ。他人のせいにしたところで状況が良くなることはあまりない。

今日も書店で、高校生向けの英語の本とか見たのだが、

divide:分ける

とかってしか書いてないんだよね。小学校から英語をやってるだのなんだの聞くけど、あんまり、英語教育自体変わってないんじゃないかな…

これでは困るのである。

分けるを表す英語は、基本的なものだけで4つくらいあるのだ。
逆に言うと、日本語の「分ける」ってののニュアンスが状況によって意味(イメージ)が変わると思っていい。

で、だいたい出てくる英語が
divide
separate
split
share

という感じになる。この中で違いがわかり易いのはshareかな?
ほかのは物理的に分けちゃう意味なんだけど、このshareの「分ける」は意味が違う。でもこれはわかり易いよね、既に日本語化してる言葉だしさ「シェア」するね。

たとえば、昔話題になった「1杯のかけそば」な。あれば、かけそば1杯を3人で分ける(シェ)アする)ってわけ。これは日本人でもニュアンスの違いがわかるでしょう?

これがもしピンとこないなら、日本語力が怪しい可能性がある。英語を勉強するってのは日本語を勉強するということでもあるのだ。もっと本を読もう。

さて、実際難しいのがほかの3つ。どれも物理的に分けちゃう。次に違いがわかり易いのはseparateかな?

これは、物理的にというか、数学的に分けちゃう…といえるのかな?
例えば、
紅白の玉入れの玉がそれぞれ混ざっているとする。
これを赤と白に分ける作業を指して、"separate"を使う。

つまり、「玉」という集合をさらに細かい集合「赤玉の集合」と「白玉の集合」にしてしまうのだ。

では、少し微妙な例として卵の黄身と白身を分けるのはどれを使うのだろう。カルボナーラ作るときに分けなきゃいけませんよね?

実はこれはseparateなのです。卵という一つのドロドロの集合を、黄色い部分の集合と、透明な部分の集合に分割するので、separate。ここでの集合は卵粒子のことだと思ってればいいんじゃないかな?

さて、最後に残った二つdivideとsplit。これは難しい。

イメージとしては、divideは、スッと、ナイフを入れて分けるイメージ

splitのイメージは既に切り目が入っているものを切れ目にそって分けちゃうイメージ

だから、ホールケーキを分けるときはdivideね、でけぇケーキをナイフでサクッ、サクッと。だから割り算なんかもdivideです。
10 divede 2 は10という数字の真ん中にナイフを入れて5にしちゃう。ナイフだから無理やりなイメージもあるので、5をさらに2でdivideすると2.5になる。割れないものも割っちゃう。まあここでは分けるというより、割るになってるけどね。ホラね?こういうところを見ても1対1で対応してないでしょ?

で、最初から切れ目が入っているピザをメリメリっと分けるのはsplitね。

プログラムでsplit関数ってのがある言語系があるんだけど、あの関数は特定の文字を境界として文字列を、さらに小さい文字列に分けちゃう関数なのね。例えば、csvならカンマ区切りなので、このカンマがピザの切れ目にあたるわけね。だからのこの関数はsplitであってdivideじゃないのね。

じゃあ、チョコレートを綺麗に割ろうとして、パリッといっちゃったらどうなるのかね?
そういう時は、crackじゃね?とか思ってたら、breakでした。

crackはわれるまでにヒビがパリパリと入って、境界に沿って崩壊していく、崩壊させる様を表すようです。

breakは完全に割れちゃった、完全に割っちゃう、という状態を指しているようです。

奥が深ぇな、おい。

最後の方は「割る」と「分ける」が混在してました。僕らはネイティブの日本人なので、どういう場合に「割る」を使うのか「分ける」を使うのかってのは感覚的に(文法なんか考えずに)わかりますが、外国人は混乱するかもしれませんね。

じゃあ、最後に、キットカットってチョコレート菓子がありますよね?あれをパキッと分けるのはどれをつかえばいいでしょうか?

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