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歪んだKPI

KPIってのは、KeyPerformanceIndicatorsの略なんですけどね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E8%A6%81%E6%A5%AD%E7%B8%BE%E8%A9%95%E4%BE%A1%E6%8C%87%E6%A8%99

今いる組織においては、毎年目標を立てて、それを達成するようにしているのよね。

指標を立てること自体はよいことだと思うんですよ。数値化するってのも大事だと思うんですよ。

で、数値が、目標に到達するまで、組織を挙げて頑張る。
それは良いんですけど、この「目標に到達する」の目的は何だろう?

きちんと考えられているんだろうか?

当然ながら、会社をよくしていくことであり、顧客の満足を得る事だろう。もっと言えば、社会貢献をするってことだろう。

ところが、このKPIを上げていくためにやっていることが、顧客のためにも会社のためにもなっていないって事がよくある。

例えば、広報や営業部門が、人を集めるために、誇大広告を打つとか、詐欺まがいの事をやって、とにかく数値だけ上げようというものだ。

KPIに目を奪われて、KPIだけを重視して…もともとの大きな目的が忘れられてしまうのだ。

製造部門であれば、KPIが生産数だった場合、とにかく作業工程を減らすように(手抜き)して、数を増やす…品質は二の次である。

当然これらは間違ったKPIの設定だ。

僕ら教員にも設定されているKPIがある。コンテストの応募数とか、ゲーム業界志望者数などだ。

これらは僕らが知らないところで決められている。まぁ、決める会議に僕が出たところで、何にしていいかわかってないから、呼ばれてないだけなのかもしれないけど。

ただ、こういう設定の場合、コンテストの応募数なんて強制的に応募させればいくらでも稼げるわけだし、ゲーム業界志望者なんて、とにかく一度だけでも受験させれば達成できるのだ。もちろん強制でな。

…それは違うでしょ?
もちろん、アプローチを変えて達成すればいい。いや、解釈すればいい。要は

  • コンテストに自主的に応募できるほどの自信をつけさせる
  • コンテストに出すメリットをきちんと説明する
  • 野心を持てるほどの実力をつける
を達成するようにすればいい。これは明白だし、正しい。ゲーム業界受験率も同様だね。

ところが、数値だけを見ているものだから、数値だけ達成すればいいと考えているものだから、おかしなことになる。

どの業界でも似たような事あるんじゃないかな。
実際…モラルの問題なんだけどね。
  • 顧客に幸せになってもらいたい
  • 会社がもっと良くなってほしい
  • 世の中がもっと良くなってほしい
こういう気持ちからきちんと仕事してれば、こんな歪んだことにはならないと思うんですけどね。

  • そもそも俺の持っているゴールとは違うんだよね。
  • ゲーム業界の技術力をもっともっと上げていきたい
  • ゲームを作る喜びを若者に知ってもらいたい
  • 技術を探求する心を育てることを教えたい
そして業界を変えていきたい。業界の労働状況を変えていきたい。これがゴールなんですけどね。

この乖離に対してものすごく今、不満を持ってるので、辞めよう、もうこの仕事辞めようと思っている所存であります。

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